川崎重工 車生産自動化ニーズ急拡大の中国にSI拠点
川崎重工業は年内にも中国で自動車工場向けのライン設計・施工事業を始める。搬送関連設備を手掛ける現地企業と合弁会社を設立。自社製ロボットをフル活用した自動化ラインを供給するため、システム構築(SI)の新会社を重慶市内に設ける。
自動化ニーズが急拡大する中国では日系ロボットメーカーによるSI拠点の新設が相次いでいる。ターゲットの中国系企業は自動化ノウハウに乏しく、現地にはSIの専門企業も少ないためラインごと提携することで、ロボットの拡販につなげるのが狙いだ。