スズキ マレーシアのプロトン社と提携、部品供給

スズキ マレーシアのプロトン社と提携、部品供給

スズキは6月15日、マレーシアの国民車メーカー、プロトン社と業務提携することで合意し、覚書に締結したと発表した。協業の第一段階としてスズキがスズキモデルのKD部品をプロトン社に供給する。プロトン社は自社工場でプロトンバッチにて生産を行い、マレーシア国内の販売網で販売していく。
まず小型乗用車1車種のKD部品を供給し、2016年夏ごろよりプロトン社のタンジュンマリム工場で生産開始する予定だ。他のスズキ車種については、今後検討していく。
プロトン社はマレーシアの第一国民車メーカーで、2014年の販売台数は約11万6000台で国内シェアは約17%。
15日、現地マレーシアでプロトン社マハティール会長(マレーシア元首相)とDRBハイコム社サイド・モハマド会長出席のもとに、プロトン社ハリスCEO(最高経営責任者)、DRBハイコム社ラジフCOO(最高執行責任者)、スズキの鈴木修会長兼社長の3人により、調印式が執り行われた。