中国議決権25%超 AIIB 重要案件で拒否権

中国議決権25%超 AIIB 重要案件で拒否権

中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立協定最終案の全容が6月17日、分かった。資本金1000億㌦(約12兆4000億円)のうち、中国の出資額は297億㌦と30%近くを占め、最大となる。また、中国は組織運営を決める議決権も25%を超え、増資などの重要案件で事実上の拒否権を持つ。中国の影響力が圧倒的に大きい国際機関となる。
創設メンバーの57か国は6月29日、北京で設立協定に署名し、年末までの業務開始を目指す。各国の出資比率は経済規模に基づき、中国、インド(83億㌦)、ロシア(65億㌦)が上位3位を占める。域外ではドイツの出資額が最も大きいが、全体では4位にとどまっている。