信越化学 中国で光ファイバー最大手YOFCと合弁
信越化学は工業は6月23日、中国の光ファイバー最大手、長飛光䌫(YOFC)と光ファイバーの母材を手掛ける合弁会社を中国に設立すると発表した。湖北省潜江市の工業団地に工場を建設し2016年末に稼働する。これにより、信越化学の生産能力は4割程度増える。
8月に合弁会社「長飛信越光棒」を設立する。資本金は80億円で、出資比率は信越化学が51%、YOFCが49%。光ファイバーの母材となる「プリフォーム」の製造と販売を手掛け、生産能力は光ファイバー換算で年間1500万㌔㍍になる。通信インフラ向けの光ファイバー需要が拡大する中、中国の湯力企業と組み存在感を高める。