中国・上海株3週で3割下落 政府の緩和策効かず
中国で株価下落が続いている。上海総合指数は7月3日、前日終値比5.77%下落の3686.92で取引を終えた。3日連続の値下がりで、この3週間の下落率は約28%に達した。
中国の株式市況は6月初めまで堅調だったが、中旬以降先行き不安などで一転、急落。連日の株価下落を受け、中国人民銀行の利下げ発表、中国証券監督管理委員会による信用取引の規制緩和策の前倒し発表など、当局は相次いで下支え策を発表しているが、ギリシャ債務問題もあり、下げ止まりの気配は見えていない。