中国市場下落 当局の下支え策も歯止めかからず
混迷が続く中国の株式市場は7月7日、上海総合株価指数が前日比1.29%下落3727.13㌽で取引を終え、2営業日ぶりに値下がりした。前週末に中国当局が立て続けに繰り出した株価の下支え策も、市場心理を落ち着かせるには至らなかった形。
上海と並ぶ主要市場の深圳市場は7日、前日より5.80%も値下がりし、5営業日連続の下落となった。業種別株価では銀行と建築業を除いた全業種で値下がりした。いまは投資家が業種や業績を問わず、手持ちの株式の処分を急いでいるようだ。