在留邦人200人が親交深める 3都市バリ・スポーツ大会
ジャカルタ、スラバヤ、バリの日本人会が開く「第11回3都市親善バリ・スポーツ大会」が5月1、2の両日、バリ島で開かれた。この大会は、日本人2人を含む202人が犠牲になった2002年のバリ島爆弾テロ事件からの復興を願い、初めはバリ島が単独で開催、第4回から現在の3都市の共催になった。
ソフトボール、バドミントン、テニス、ゴルフ、サッカーの5種目のスポーツを通じ、在留邦人約200人が親交を深めた。1日のソフトボール、バドミントン、テニス、2日のゴルフでは選手層の厚いジャカルタが安定したプレーで優勝。サッカーでは昨年に続き、ジャカルタを破ったバリが2連覇を達成した。
懇親会でジャカルタ・ジャパン・クラブの本岡卓爾理事長は「同じ時代に、私たちはインドネシアにいる。日・イ国交樹立55周年行事などをきっかけにジャカルタにも来てほしい。都市間を行き来しよう」と関係の深化・強化を呼びかけた。バリ日本人会の万亀子イスカンダール会長、東部ジャワ州日本人会の西章夫参事、デンパサール総領事館の柴田和夫総領事らが選手にねぎらいの言葉を贈った。