讃岐うどんチェーン「たも屋」アジアでFC店増やす
讃岐うどん店チェーンを運営するたも屋(高松市)は、アジア進出を加速する。2015年中をメドに、インドネシア、台湾、ベトナムにフランチャイズチェーン(FC)方式で出店する。海外に進出する日本企業の増加や、和食ブームで手軽に日本の味を楽しめる讃岐うどん店の需要がアジアで高まったと判断、海外展開に弾みをつける。
インドネシアではジャカルタ市内のショッピングモールに8月に出店。台湾は10月に開業する。ベトナムは年内にも出店する。各国・地域で店舗運営を担う企業とエリアFC契約を結んだ。たも屋はプライベートブランド(PB)で提供する専用小麦粉や香川県産の「伊吹いりこ」を使った風味豊かなだしを現地企業に供給する。調理ノウハウも指導する。たも屋は現地企業からロイヤルティー収入などを受ける。