奥野製薬 タイに表面処理剤の新工場 東南ア初の拠点
奥野製薬工業(大阪市中央区)は、タイ・サムットプラカーン県の工業団地「アジアインダストリアルエステート・スワンナプーム」に、表面処理剤の工場を新設する。稼働は2016年4月を予定。投資額は約30億円とみられる。
同社のタイ関連の売り上げは現在約18億円。工場の開設でタイ周辺国でも事業を拡大し、売り上げ倍増を目指す。新設する工場の生産能力は月200㌧程度。2㌧の反応釜を4基導入する。将来、生産設備を増強すれば月500㌧規模まで能力増強できる。東南アジアでは初の自社生産拠点。日刊工業新聞が報じた。