ケアサービス 中国・上海で10月から介護事業
介護中堅のケアサービスは、中国・上海市に全額出資子会社を設立し、現地で介護サービスを展開する。同社が海外に事業進出するのは初めて。
まずは提携先の介護施設を巡回する形式で、入浴サービスを手掛ける。順次、訪問介護や通所介護(デイサービス)など事業を拡大する。中国では今後急速に高齢化が進む。富裕層の多い上海はとくに介護サービスの需要が見込めると判断。日本で磨いた技術を生かす。
8月に上海に100%出資子会社を設立する。日本で1年間訓練した中国人の介護スタッフ7人を配置して10月からサービスを開始する。9つの老人ホームを運営する上海市の愛以徳医院投資管理と提携する。