雪印メグミルク現法のチーズ工場完成 年商20億円めざす
雪印メグミルクと伊藤忠商事、現地パートナー・ロダマスの合弁会社、雪印メグミルクインドネシア(MSBI)は6月3日、西ジャワ州チカランのジャバベカ工業団地にプロセスチーズ工場を竣工させた。インドネシアで増大するチーズ需要を捕捉し、将来的にアジア諸国への輸出拠点にしたい考え。投資額は500万㌦(約5億円)。2カ月後の8月から本格生産に入る予定で、年商20億円を目指す。
MSBIは2012年5月に設立。出資比率は雪印メグミルク51%、ロダマス40%、伊藤忠商事9%。敷地面積1万平方㍍、建屋面積3200平方㍍。立ち上がり時の従業員は45人。プロセスチーズでシェア2割の獲得を目指す。