日本政策投資銀行が12月5日発表した訪日外国人の意向調査によると、インドネシアで「旅行したい国」として日本が最も人気が高いことが分かった。「海外旅行ならどこへ行きたいですか」の質問(複数回答可)に対し、インドネシアでは全体の41%が日本と回答、以下、豪州が37%、韓国および米国が36%で続いた。
インドネシア人の日本旅行経験者に対し、前回の日本旅行の目的について尋ねたところ「観光」が55%と最も高く、「研修・インセンティブ」18%、「ビジネス・国際会議」13%、「留学」9%と続いた。前回の旅行で訪問した場所は東京が全体の74%で最も高かった。以下、京都45%、大阪41%、富士山35%、名古屋30%など。
日本旅行を選んだ理由は「文化・歴史に関心があった」が84%でトップ。以下、「景観に関心があった」64%、「科学・技術に関心があった」61%、「日本食に関心があった」57%と続いた。滞在日数では「10日以上」が41%、「6~7日」26%、「4~5日」18%、「1~3日」11%の順。平均滞在日数は12.3日で、対象国・地域で最も高かった。
調査はアジアの8カ国・地域を対象に実施。回答者は各国の20~59歳の海外旅行経験者500人。