汚職指数 前年の100位から118位へ低下 国際NGO調査

 汚職を監視している国際的な非政府組織(NGO)、トランスペアレンシー・インターナショナル(本部・ベルリン)が12月5日発表した2012年の汚職指数(CPI)によると、インドネシアは176カ国中、118位だった。前年の100位から大きく順位を下げた。日本は17位だった。
 数値が高いほど汚職度が少なく、最も清潔な状態をCPI100、汚職がはびこる最悪の状態を同ゼロとした。インドネシアのCPIは32で、エジプト、エクアドル、ドミニカ、マダガスカルと同じ順位だった。東南アジアでは3位のシンガポールが最も高く、CPIは87、マレーシア(54位、CPI149)、タイ(88位、同37)、フィリピン(105位、同34)、ベトナム(123位、同31)、カンボジア(157位、同22)、ミャンマー(172位、同15)などとなった。1位はデンマーク、フィンランド、ニュージーランドで、それぞれCPI90。