インドネシアの競争力は3ランク上昇の60カ国・地域中39位
スイスのビジネススクール、IMD(経営開発国際研究所)が発表した2013年の経済力を基準にした世界競争力ランキングによると、インドネシアは昨年の42位から3ランク上昇し、60の主要国・地域中39位だった。
先月まで投資調整庁長官を務めていたハティブ・バスリ財務相は、この結果を受け、競争力の強化を好感しつつも、「今後、何の進歩もみられなければ、今回順位を上げたフィリピンなどに抜かれてしまうだろう」と、一層の投資環境改善の必要性を強調した。
このランキングは、公式統計や独自調査の結果を基にして、経済業績、行政効率、事業効率、インフラの4区分に関する約329項目からなる評価基準で指数化している。日本は24位だった。