訪日客対応 東京メトロ・小田急が全駅にタブレット
鉄道会社が駅員や車掌向けにタブレット(多機能携帯端末)導入を広げている。東京地下鉄(東京メトロ)と小田急電鉄が今夏、全駅に配備した。通訳アプリで訪日外国人に対応するほか、運行ダイヤの乱れなどの情報を素早く集めて乗客に伝える。東京五輪に向けて、外国人や地方からの旅行客は今後さらに増える見通しで、サービス向上を急ぐ。東京メトロは8月末、アップル製のタブレット「iPad Air2」870台を全170駅に導入した。小田急は全70駅に100台のタブレットを配備した。