三洋化成 タイPTTGCとポリオール事業を検討

三洋化成 タイPTTGCとポリオール事業を検討

三洋化成(京都市東山区)は8月17日、PTT Global Chemical Public Campany Ltd(PTTGC)および豊田通商と共同で、タイのポリオールの製造・販売の合弁事業を検討するために3社共同で基本設計を進める覚書を締結したと発表した。
ポリオール製造事業はタイのラヨン郡にあるHemaraj Indstrial Estate内を候補地として、2019年に製造能力13万㌧の設備稼働開始を目標にF/Sを進めていく。主な原料となるプロピレンオキサイドは同工業団地内でPTTGCが同時並行で基本設計およびF/Sを進めている事業会社から供給を受ける予定。
3社による合弁事業の最終判断は2016年後半を予定している。