タイ 新憲法草案で軍の政治介入容認 批判の声も

タイ 新憲法草案で軍の政治介入容認  批判の声も

タイの憲法起草委員会は8月22日、非常時に軍の関与を容認することを明記した新憲法の最終草案を公表した。政情不安が高まった場合などに、軍が関与する独立組織が政府に取って代わる。素早く秩序を取り戻すのが狙いだが、半面「クーデターの制度化」などとの批判が上がっており、このまま果たして憲法が成立するかどうか予断を許さない。