中国河南・江蘇両省の化学工場でまた工場火災
中国メディアによると、河南省鄭州市の化学工場で8月24日、大規模な火災があった。また江蘇省蘇州市の化学工場でも23日に大規模な火災が発生した。いずれも負傷者が出たとの情報はない。両工場とも化学物質が燃え、周囲では一時異様なにおいが充満した。蘇州市の火災では、工場内の倉庫に有毒の化学物質があったとみられるという。
中国では12日に天津市で約130人が死亡する大規模な火災が発生し、習近平指導部が全国の生産現場での安全管理徹底を指示したばかり。しかし山東省淄博(しはく)市の化学工場では22日に1人が死亡し9人が負傷する大規模爆発が起きており、指示は掛け声倒れに終わっている。