反腐敗運動でマカオのカジノ15カ月連続マイナス

反腐敗運動でマカオのカジノ15カ月連続マイナス

中国・マカオのカジノの苦境が続いている。マカオ政府が発表した8月の賭博業収入は186億パタカ(約2900億円)と前年同月比35.5%減少、15カ月連続で前年割れを記録した。中国の景気減速に加え、習近平指導部が反腐敗運動の一環として、マネーロンダリング(資金洗浄)の監視を強化しており、VIPと呼ばれる富裕層を中心にマカオを敬遠する動きに歯止めがかからない。