日通 タイ~ミャンマーの輸送を4日から3日に短縮
日本通運は9月9日、タイ・バンコク~ミャンマー・ヤンゴンの陸路輸送サービスのリードタイムを従来の4日から3日に短縮したと発表した。今年6月にミャンマー側で開通したバイパス道路を利用するルートに変更したことで可能になった。現状ではトラック不定期運行しているが、利便性の向上で需要の開拓を目指す。
タイ~ミャンマー間国境で最大の貿易地であるミャンマー東部カイン州(旧カレン州)ミャワディからコーカレイまでの山岳地帯では従来、上り下りで1日置きの交互運行が行われている。日通は8月から陸送サービスを新バイパス道路経由に切り換え、同区間のリードタイムを2~4時間から30分に短縮。これらがバンコクからミャンマーまでの輸送時間の削減につながった。