ヤマハ インド・チェンナイ工場稼働 270億円投資
インディア・ヤマハ・モーター(IYM)は9月9日、インド南部タミルナド州チェンナイ郊外の工場を稼働したと発表した。2018年までに、段階的に150億ルピー(約270億円)を投資する。新工場はバラム・バダガルの工業団地に建設された。全体の敷地面積は177エーカー(約72万平方㍍)で、このうち68エーカーは関連の部品業者などに割り当てる。
当初の年産能力は45万台で、18年に投資が完了した段階で180万台になる見通し。オートバイ「サルート」のほか、スクーター「アルファ」「レイ」などが生産される。雇用数は現在の2000人から3900人に増やす予定。
IYMは北部のウッタルプラデシュ州スラジプールとハリヤナ州ファリダバッドに工場を構えており、3工場を合わせた生産台数は18年に年250万台となる。NNAが報じた。