オリックスがインドネシアの51の地銀・国営銀行と連携
日本経済新聞などによると、オリックスと51の地域金融機関、インドネシア国営銀行の3者が、日本企業の現地進出支援で連携する。オリックスが国営銀行、バンク・ヌガラ・インドネシアとリース事業で提携。地方銀行の取引先で現地に進出した中小企業を対象に、オリックスは現地法人を通じ製造設備や建設機械、自動車、IT設備などを貸し出す。現地情報や融資に加えリースも提供し、きめ細かく中小企業の事業展開を支援するのが狙い。
バンク・ヌガラは日本の地銀や信金など51金融機関とすでに中小企業のインドネシア進出支援で提携している。バンク・ヌガラにはリース会社がなく、オリックスと提携することで設備投資を支援する体制をつくる。インドネシア初のリース会社として設立したオリックスの現地法人は、取扱高の9割超が現地企業向けだ。最近はインドネシアへの日本企業の進出が年間200社程度のペースで進んでいるため、日本企業向けの事業も強化していく。