インドネシアの1~8月完成車輸出1割増の14万台
インドネシアの1~8月完成車(CBU)輸出台数は、前年同期比1割増の14万465台だった。このうち完全組み立て生産(CKD)の輸出台数は7万2026台を占めた。ビスニス・インドネシアなどが報じた。インドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)は、2015年通期の自動車輸出台数を昨年並みの31万台にとどまると予測。このうち、CBUが20万台になるとみている。
インドネシアの1~8月自動車輸出額は前年同期比12%増の36億6100万米㌦(約4380億円)と堅調だった。一方で東南アジア向けは停滞した。同地域向けは輸出総額の36%を占めたタイ向けが4億3160万米㌦、フィリピン向けは4億640万米㌦、マレーシアは1億7960万米㌦、ベトナムは5760万米㌦、シンガポールは2530万米㌦だった。
インドネシアの2013年の東南アジア向け自動車輸出額は16億米㌦、14年は18億4000万米㌦。ガイキンドは今年は昨年並みに落ち着くとみている。