シンガポールで地下鉄車両受注 川崎重工など120億円
川崎重工業は9月22日、中国の鉄道車両メーカーと共同でシンガポール陸運庁(LTA)から地下鉄車両72両を受注したと発表した。受注額は約120億円。2018年から19年にかけて順次納入する。
川崎重工が同社のシンガポール子会社と中国中車青島四方機車両股份公司とともに受注。川崎重工がプロジェクトの統括や設計、車両搬入などを担当し、中車四方が車両の組み立てや工場試験などを行う。
シンガポールは2030年までに都市交通システムを現状の2倍に増やす計画で、川崎重工は今後も積極的に交通インフラ整備案件の受注を拡大する。