三菱商事 インドで8つの貧困農村支援 5000万円拠出
三菱商事はインドで貧困農村の支援を広げる。飲料水の確保やトイレの整備、IT(情報技術)を使った農業指導などを実施する。現地の大学に日本語教育の施設も設立する。新興国の貧困層に対して経済的な自立をサポートし、将来の成長市場を幅広く取り込む。
インドのスワミナタン研究財団に約5000万円を拠出する。同財団を通じて南東部のアンドラ・プラデシュ州にある8つの貧困農村で、衛生施設の整備や専門家へのホットライン設置などを通じて農業・水産業の発展を支援する。インドでの農村支援はオリッサ州に次いで2件目となる。