14年化粧品輸出額は最高の1243億円 アジアで需要増

14年化粧品輸出額は最高の1243億円 アジアで需要増

東京税関がまとめた化粧品の輸出状況によると、2014年の輸出額は前年比で121億円多い1243億円と過去最高を更新した。15年上半期も773億円と半期ベースで最高を記録した。台湾や香港などのアジアに向けに、日焼け止めや肌を白く保つ基礎化粧品の輸出が増えている。
14年の輸出額は10年前の04年から倍増。国・地域別では台湾が19.7%と最も多く、香港19.5%、中国19.4%、韓国12.3%、シンガポール8.7%と続いた。メーキャップ用化粧品よりも、化粧水などの基礎化粧品の人気が高い。