三菱マテ インドネシアで超硬ソリッド工具生産拡充

三菱マテ インドネシアで超硬ソリッド工具生産拡充

三菱マテリアルは10月7日、インドネシアで超硬ソリッド工具の製造能力を増強する計画を発表した。西ジャワ州ブカシ県で操業する現地法人MMCメタル・ファブリケーション(MMF)の、ジャバベカ3工業団地の第2工場を近隣のMM2100工業団地に移転、新設することで、生産能力を現行の2倍に拡大する。投資額は約37億円。
新工場ではソリッドエンドミルの製造能力を現行の2倍の年産74万本に増強するほか、新たにソリッドドリルの年産12万本規模の製造ラインを設置する。新工場は12月に着工、16年10月ごろ稼働を目指す。敷地面積は1万5000平方㍍、建屋延床面積は1万平方㍍。従業員を90人増員し、稼働時130人とする予定。