インドネシア勢は順位下げる アジアの大学ランキング

インドネシア勢は順位下げる アジアの大学ランキング
 英国の大学評価専門機関クアクアレリ・シモンズ(QS)が6月11日発表したアジアの大学ランキングによると、インドネシアの大学は軒並み順位を下げた。インドネシア大(UI)は昨年から5ランク下がり64位、バンドン工科大(ITB)は113位から129位へ、ガジャマダ大(UGM)は118位から133位へアイルランガ大は125位から145位へそれぞれ順位を落とした。
 1位は香港科技大、2位はシンガポール国立大。東京大は9位、京都大は10位だった。上位は中国、韓国、日本の大学が独占した。東南アジアで、シンガポール以外ではマレーシアのマラヤ大学の33位が最高だった。
 QSは、インドネシアの大学は財政的問題などから、韓国やシンガポールなどの大学に追い付くために苦労していると指摘している。また、世界のトップ大学200校のうち、アジアの大学が17%を占め、急速に力をつけているとしている。