三菱自動車 インドネシアでのスズキとの協業中止へ
三菱自動車は、インドネシアでのスズキとの協業を中止する。これまで共同開発した乗用車を年約3万台販売してきたが、2~3年内に予定するモデル刷新に伴い調達を打ち切る。三菱自動車はインドネシアで約600億円を投じて新工場を建設中。東南アジア最大の成長市場で3列シートの乗用車を自社開発しており、独自色を強めて乗用車市場に注力する。
協業を打ち切るのは小型のトラック「コルトT120SS」(スズキ名はフトラ)。1991年に新興市場開拓のため共同開発した。