三井住友建設がジャカルタのMRTの地下区間工事受注
三井住友建設は6月12日、インドネシアの首都ジャカルタ特別州において、日本政府の円借款による大量高速交通システム(MRT)第一期工事のうち、地下区間工事CP106工区を受注したと発表した。
第一期工事はジャカルタ中心部を南北に結ぶ全長15.7㌔㍍で、このうち約6㌔㍍が地下区間となる。同社が施工するCP106工区は北側終点部分の約2㌔㍍にわたる区間で、2つの地下駅舎とシールドトンネルで構成される。完成すれば、インドネシア初の地下鉄となる。請負金額は約156億円(JV総額)で、工期は2013年6月~2018年3月の予定。
周辺は高級ホテルやショッピングモール、オフィスビル、各国大使館が建ち並ぶなどジャカルタを代表する繁華街・ビジネス街となっている。