「中国経済に下振れ圧力」易綱・人民銀行副総裁

「中国経済に下振れ圧力」易綱・人民銀行副総裁

中国人民銀行(中央銀行)の易綱副総裁は10月24日、北京で開催中の「東京-北京フォーラム」で、同日実施した追加金融緩和について「中国経済は下振れ圧力が大きく、物価も低い状況だ。資金調達コストを下げて実体経済を支える」と強調した。人民銀行は2014年11月から景気テコ入れ策として利下げを実施してきたが、今回が6回目。同副総裁は、物価が低迷する中、追加緩和で企業の実質的な金利負担を下げるのが狙いと強調した。