米大統領 米中首脳会談呼びかけ「人工島」中止説得
オバマ米大統領は11月中下旬の国際会議の場を利用して中国の習近平国家主席に首脳会談を呼び掛ける方針だ。
米海軍は中国が「領海」と主張する南シナ海の人工島12㌋(約22㌔)内の海域での哨戒活動を当面継続する。一方で外交努力を続ける姿勢も示す。「圧力」と「対話」の両面で中国に人工島の造成中止を迫るのが狙いだ。
オバマ大統領、習主席は11月15、16日、トルコ南部のアンタルヤで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議と、その直後、フィリピン・マニラで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にともに出席する予定だ。