NEDO タイでバイオエタノールコスト削減技術で実証
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とタイ化学j技術省国家イノベーション庁(NIA)は、タイ国内に設置したバイオエタノール製造プラントで進めてきた1年半に及ぶ運転で、高温発酵酵母の使用と、糖化と発酵を同時に進める操作方法(並行複発酵)を組み合わせて、設備費の削減等を実証した。このパイロットプラントでの実証運転で得た知見、データからスケールアップ機での製造コスト目標、1㍑当たり15タイバーツが可能となり、バイオエタノール製造コスト削減技術の有効性を明らかにした。
NEDOとNIAは、今回の成果を広く普及させるために、バンコク市内で11月11日にキャッサバ産業関係者らを対象に普及セミナーを開催した。