日本の対中1~10月投資は25%減に 中国商務省

日本の対中1~10月投資は25%減に  中国商務省

中国商務省が明らかにした日本から中国への1~10月直接投資実行額は前年同期比25.1%減となった。米国、台湾などからの投資もそれぞれ13.6%、19.2%減少した。一方、東南アジア諸国連合(ASEAN)からは10.8%、欧州連合(EU)からは13.7%、香港からは12.6%それぞれ増加したと発表した。
外資による直接投資実行額は、全体で8.6%増の6394億2000万元(約1036億8000万米㌦、12兆3600億円)。外資系企業の設立は9.3%増の2万1022社に上っている。
業種別ではサービス業の堅調、製造業の臂臑低下が目立った。サービス業への投資は19.4%増の634億2000万米㌦と全体の61.2%を占めた。これに対し、製造業はわずか0.2%増の326億米㌦で、全体に占める割合は31.4%まで低下した。