ADBが融資「東西経済回廊」のミャンマー区間整備

ADBが融資「東西経済回廊」のミャンマー区間整備へ

アジア開発銀行(ADB)は11月12日、インドシナ半島を貫く「東西経済回廊」のミャンマー区間で、整備が遅れている東部カイン(旧カレン)州のエインドゥ~コーカレイ区間(66.4㌔㍍)の整備に対する1億米㌦(約123億円)の融資を承認した。工期は3年。洪水の多発区間を盛り土し、排水機能を向上させる。
東西経済回廊は、ADBの主導で始まったプロジェクトで、ベトナム中部ダナンからラオス、タイを通り、ミャンマーのカイン州モーラミャイン港に至る全長1450㌔㍍の国際幹線道路。タイ政府が担ったタイ国境のミャンマー側ミャワディ~コーカレイの区間は8月末に開通。ミャンマー政府はエインドゥから、ヤンゴン~モーラミャイン高速に接続する区間を改修する。