サンマルクカフェ タイ1号店開設 アジア3カ国目

サンマルクカフェ タイ1号店開設 アジア3カ国目

タイの飲食チェーン運営会社マイルストーン・フード・アンド・ビバレッジ(タイランド)は12月4日、日本のベーカリーチェーン「サンマルクカフェ」のタイ1号店をバンコク中心部の大型商業施設「セントラル・ワールド」3階に開業したと発表した。今後8年間に30~40店体制を目指す。
マイルストーンは昨年、サンマルクカフェのフランチャイズ(FC)権を8年契約で取得し、出店準備を進めてきた。1号店の開設投資額は1000万バーツ(約3400万円)。店舗面積は85平方㍍で、座席数は35席。
クロワッサンの生地でチョコを包んだ看板メニューの「チョコクロ」やバターデニッシュ、抹茶ラテ、アイスクリームなど日本と同じ約50種類のメニューを48~250バーツで提供する。顧客はオフィスワーカーが50%、家族が30%、家族連れが20%と想定している。
12月20日にはバンコク東部の商業施設「セントラル・フェスティバル・イーストヴィル」に、2016年2月1日に「セントラルプラザ・バンナー」にそれぞれ出店する。また、2000万バーツを投じてオンヌット地区にセントラルキッチン(集中調理施設)の建設を進めており、2016年初めに完成する予定。16年以降は年5店のペースで直営店の新規出店を続ける。1店舗当たりの平均面積は110~120平方㍍、売上高目標は月150万バーツ。
サンマルクカフェは日本国内で387店、中国と東南アジアで20店を展開している。東南アジアではシンガポールとフィリピンに進出済みで、タイが3カ国目。今後マレーシアとインドネシアにも進出する。