日本財団寄贈の設標船「ジャダヤ号」が定期点検終え帰港

日本財団寄贈の設標船「ジャダヤ号」が定期点検終え帰港
 マラッカ海峡の安全確認のため、日本財団が10年前、インドネシア政府に寄贈して以降、航路標識の点検を続けている設標船「ジャダヤ号」が6月10日、半年ごとに行う約3週間の定期点検作業を終え、母港のビンタン島タンジュンピナン(リアウ諸島州)に帰港した。マラッカ海峡は、日本向け石油タンカーの8割が通る日本のいわば”生命線”。ジャダヤ号は財団が建造費8億5000万円を全額助成し、2003年に運輸省海運総局に引き渡した