JFEがインドネシアで車鋼板工場新設 年産40万㌧
JFEスチールは6月17日、インドネシアで自動車用鋼板の新工場を建設すると発表した。3億㌦(約285億円)を投じて年産能力40万㌧の製造設備を新たに導入する。稼働開始は2015年3月を予定。自動車各社による生産拠点の海外移転が進む中、高まっている部品の現地調達需要に対応する。
生産するのは自動車の車体などに使われ、さびにくくするための処理などを施した「溶融亜鉛めっき鋼板」。5月に現地に工場建設・運営のための全額出資子会社を設立している。新工場はジャカルタから南東約30㌔㍍に位置する、西ジャワ州ブカシ県の「MM2100工業団地」に建設する。