グリコがインドネシアで現地大手と合弁で冷菓事業

グリコがインドネシアで現地大手と合弁で冷菓事業
 江崎グリコは6月17日、インドネシアでアイスクリームなど冷菓事業を始めると発表した。2013年12月に現地の食品・日用品大手ウイングス・グループと合弁会社を設立し、工場を建設。15年1月から出荷する。20年に約100億円の売上高を目指す。同社はこれまで菓子事業を中心に海外展開していたが、事業領域を広げることで東南アジアでの販売を拡大する。
 合弁会社の名称はグリコ・ウイングスで、出資比率はグリコとウイングス・グループが各50%。資本金は約35億円。工場は14年中にジャカルタ近郊に建設する。販売はウイングスに委託する。インドネシアのアイスクリーム市場は、12年で約600億円。