自衛隊 インドネシア海軍支援 下旬に担当者派遣

自衛隊 インドネシア海軍支援 下旬に担当者派遣

日本政府は3月下旬に、海底の地形などを記録した海図の作成を指導する自衛隊と海上保安庁の担当者をインドネシアに派遣し、同国海軍の能力向上を支援する。
中国が南シナ海で人工島を造成するなど、軍事的な活動を活発化せているだけに、南シナ海に面したインドネシア側は海軍の潜水艦部隊の増強を図るとともに、海図の作成技術などを潜水艦の運用に役立てたい考えだ。
これは2015年12月、インドネシアと初の外務・防衛の閣僚協議、いわゆる「2+2(ツー・プラス・ツー)」を開き、自衛隊によるインドネシア軍の能力向上に向けた支援の強化など防衛協力を深めることで一致したことを受けたもの。