ADB 比マニラ上水事業に1.2億米㌦借款を承認

ADB 比マニラ上水事業に1.2億米㌦借款を承認

アジア開発銀行(ADB)は3月21日、マニラ首都圏の送水トンネル建設事業に1億2330万米㌦(約137億円)の借款を承認したと発表した。マニラの上水施設を近代化し、急激な人口増に伴う上水不足のリスクを低減させる。
マニラ首都圏では、既存の上水トンネルは老朽化が進み断水、供給中断が頻発している。そのため、首都圏水道局(MWSS)はADBからの借款によって内径4㍍、全長6㌔㍍以上の耐震トンネルを新設するほか、既存のトンネルの清掃と改修を実施し、上水の供給能力を強化する。