旭化成 ベトナムで樹脂製品設計の現地法人設立
旭化成工業は4月25日、ベトナム・ホーチミン市でコンピュータ技術を活用して樹脂部品の設計、製造や工程設計の事前検討の支援を行うCAE(Computer Aided Engineering)解析を担う現地法人「旭化成プラスチックスベトナム」を設立し、6月から営業を開始すると発表した。
新会社の資本金は6000万円で、同社が100%出資する。自動車部品には熱や衝撃、振動など厳しい環境に耐える素材が求められており、金属の樹脂への代替を進めるにあたり、コンピュータによるエンジニアリング技術(CAE)を活用した精緻な樹脂部品設計、予測技術などのニーズが高まっている。そのため、新会社設立により、さらなる製品提案力の強化を目指す。