ミャンマーのJ&Mスチール 年産2万㌧体制が始動
JFEエンジニアリングは5月23日、ミャンマー建設省との合弁で設立したJ&Mスチールソリューションズ(本社ヤンゴン市)が、ヤンゴン市タケタ地区の鋼構造物製作工場のカK長を完了し、5月8日にグランドオープンセレモニーを執り行ったと発表した。
今回の工場拡張プロジェクトでは用地を3万2,000平方㍍から6万5,000平方㍍に倍増し、屋外の部材保管および仮組み立てを行う場所を拡大した。同時に建屋を8,000平方㍍から1万2,000平方㍍に増築し、日本仕様の防錆、防食を施すことができるブラスト設備、塗装設備を導入するなど各製作工程に最新鋭の設備を増設した。
これにより、ODA(政府開発援助)案件等で求められる高耐久性仕様の鋼製橋梁や鋼製ジャケットなどの製作も可能となり、ティラワ港向けの鋼製ジャケット桟橋やバングラデシュ向け橋梁の製作などを行う予定。