日東電工 中国へ大型投資 超薄型偏光板の生産設備
日東電工(大阪市北区)は6月20日、中国広東省深セン市の「深セン日東光学有限公司」敷地内に、約130億円を投じ超薄型偏光板の前工程の生産設備を建設すると発表した。認可取得次第、着工、量産化を見込む。
中国市場においてテレビパネルを主力とする生産台数は年々拡大、ディスプレイは年々薄くなっているが、より薄く、よりフレキシブルなディスプレイを実現するには偏光板の薄型化、低収縮化が大きな課題だった。日東電工が開発した超薄型偏光板は従来品より大幅な薄型化、低収縮化が可能となった。