島津製作所 マレーシアの分析計測機器の新工場稼働
島津製作所(京都市中京区)は6月20日、マレーシアの分析計測機器の新生産拠点、Shimadzu Manufacturing Asia Sdn Bhd(ヌゲリスンビラン州、以下SMA)の開所式を6月17日、マレーシア現地で執り行い、稼働を開始したと発表した。
島津製作所が100%出資するSMAの資本金は6,600万リンギット(約23億円)で、敷地面積は5,350平方㍍(平屋建て)。分光光度計、クロマトグラフ、クロマトグラフ質量分析計。2021年度の年間売上高約29億円を見込む。9月末に出荷する予定。人員は初年度61名、2020年度168名(予定)。
同社はASEAN・インド地域を主要市場と位置付け、マレーシアでの新生産拠点会社のSMAを2015年1月に設立し、新工場の建設を進めてきた。新工場の稼働開始により、ASEAN・インド市場の成長力を確実に取り込み、事業の拡大を図る。