豊田自動織機 インドのエンジン工場で開所式
豊田自動織機のインドのエンジン生産子会社「トヨタインダストリーズ エンジン インディア」(カルナタカ州ベンガルールジガニ工業団地内、以下TIEI)は6月23日、インド政府関係者、関係取引先などを招き開所式を執り行った。
インド政府から重工業・公企業省のAnant G Geete大臣、カルナタカ州のSiddaramaiah州主席大臣はじめ行政トップの方々、在インド大使館の磯俣秋男公使、トヨタ自動車をはじめとする取引先など数多くの関係者が列席した。
開所式でTIEIの栗本清次社長は「近い将来、TIEIがインドナンバーワンのエンジン工場となり、TIEIのモノづくりで地域社会の持続的な成長と発展に貢献する」と抱負を述べた。
TIEIの建屋面積は約4万平方㍍で、生産能力は10万8,000基。3月から生産開始し、3月末現在の従業員数は約1,200名。
インドは2012年の自動車生産台数が400万台を超える世界第6位の自動車大国で、生産の約4割をディーゼルエンジン車が占めるディーゼルエンジンの一大市場だ。