JICA バングラに6件・1,735億円の円借款貸付契約
国際協力機構(JICA)はこのほど、バングラデシュの首都ダッカでバングラデシュ政府との間で計6件、総額1,735億3,800万円を限度とする円借款貸付契約に調印した。
事業別内訳はダッカ都市交通整備事業755億7,100万円、クロスボーダー道路網整備事業286億9,800万円、マタハリ超々臨界圧石炭火力発電事業119億8,800万円、災害リスク管理能力強化事業169億9,600万円、ジャムナ鉄道専用橋建設事業24億6,400万円いずれも10年据え置きで、償還期間は40年。
世界第8位の人口約1億6000万人を擁するバングラデシュは、急速な経済成長や都市化の進展にインフラ整備が追いついておらずおらず、交通ネットワークの構築や電力の安定供給などビジネス環境の整備が課題となっている。