東芝G 発電設備納入の中国清遠揚水発電所が運転開始

東芝G 発電設備納入の中国清遠揚水発電所が運転開始

東芝グループの東芝水電設備(杭州)有限公司(以下、東芝水電)が、中国南方電網調峰調頻発電公司(広東省)の清遠揚水発電所向けに納入した32万KW揚水発電設備4セットがこのほど、全台営業運転を開始した。
今回納入したのは32万KWのポンプ水車、発電電動機および各種付帯設備4セット。中国ではベース電源として利用される原子力発電所の新設が数多く計画される一方、ピーク時対応などに効率よく発電できる揚水発電所へのニーズも高まっており、2020年までの5年間に中国全土で新たに6,000万KWの着工が計画されている。
東芝水電は増産投資を通じ、成長を続ける揚水発電市場における事業拡大を図っていく。