三井化学 台プラとの電解液合弁の営業運転開始
三井化学と台湾プラスチック(台湾・台北市、以下、FPC)の合弁会社、台塑三井精密化学有限公司(以下、FMAC)がかねてより進めていたリチウムイオン電池向け電解液の設備工事が完工、このほど営業運転を開始した。
FMACの資本金は2,050万米㌦で、出資比率は三井化学・台湾プラスチック各50%。年間生産能力は1,500㌧で、需要増に応じて順次増強する予定。
リチウムイオン電池はノートブックパソコン、スマートフォン、タブレット端末の普及に伴い市場が拡大してきたが、今後は環境への負荷が小さいハイブリッド車や電気自動車の普及が見込まれており、、中国を中心に今後とも大きな市場拡大が期待されている。