東芝 中国チェンウェイ発電所向け水力発電設備受注

東芝 中国チェンウェイ発電所向け水力発電設備受注

東芝の中国におけるグループ会社で水力発電設備の製造、販売、保守サービスを行う東芝水電設備(杭州)有限公司(以下、東芝水電)は、中国国営企業の四川岷江港航電開発有限責任公司(以下、四川港航)から55.6MW(㍋㍗)のバルブ式水車および水車発電設備5セットを受注した。2017年2月に納入開始する予定。
四川港航は、四川省楽山市にある河川を利用したインフラ設備の運営や管理などを手掛ける企業。東芝は、四川港航が岷江流域の中で落差が低い地点に建設予定のチェンウェイ発電所向けに、水力発電設備を納入する。今回受注したバルブ式水車は、低落差の流れでも効率的に発電できる設備だ。
東芝水電は2005年の設立以降、87台の水車・ポンプ水車および101台の発電機・発電電動機を納入している。今回、東芝水電の高い技術力と機器信頼性および中国国内における納入実績が評価され、受注に至った。